2007年度に休職した県職員、教職員、警察官の約40%が、うつ病などの「心の病」が理由だったことがわかりました。年々、精神疾患による休職の割合は増え続けており、07年度は県と県警では過去最多でした。
■現状
県職員(7日以上の休暇)、教職員(7日以上の休暇)、警察官(30日以上休暇)の休職者計412人のうち、精神疾患による休職者は166人で全体の40%を占めています。年代も役職もに偏りはなく、さまざまな年代や役職で休職者が出ているようです。
メンタルヘルス障害のウェイク郡の認可
県職員厚生課は、県民の行政へのニーズが多様化し、業務のハードルが上がっていることを指摘し、「仕事のやりとりがメール中心になり、上司、同僚とのコミュニケーションがうまく取れずに、一人で悩みを抱え込んでいるケースも多い。ただし、休職者が増えたのは、職場で早期発見、治療を呼びかけた成果とも言え、単純に状況が悪化したとも言えない」と話しています。
■対策
"公爵の減量クリニック"
県は06年度、職員向けの「心の健康づくり計画」を策定し、その一環として、職員を対象に専門医が面談、電話相談にあたる「心の健康相談」を行っています。07年度の利用者は291人で、さらに積極的な利用を呼びかけていくという。
十代のうつ病、オレゴン州
県は07年1月から、円滑な職場復帰を支援するために「試し出勤」制度を導入しました。休職中に時間や量を制限しながら仕事をして、約1か月かけて徐々に感覚を取り戻させるシステムで、今まで5人の職員が利用し、いずれも復帰を果たしました。教職員も今年度から導入し、すでに5人の教員が利用し、3人が復帰を果たしましたが、2人は再休職。県警でも導入を検討しているようです。
「心の病」は職業に関係なく、 どんな方でもいつ襲ってくるか分かりません。鹿児島県で行われている面談や電話相談によるカウンセリングはもちろん大切な対策になりますが、栄養バランスの乱れも心の乱れにつながります。ストレスに強い身体を作るためにも、栄養バランスが整った食事、そして良質のサプリメントで身体作りをしましょう!
( 平成20年11月20日 読売新聞 )
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